山本英美&LINN-TETRA
LIVE
4/12(土) 原宿クロコダイル
1部 LINN-TETRA
1.太陽の塔
2.いきり
3.憂いうつろい
4.天国へのエレベーター
5.さそり
6.未来旅行
7.アンフィニ
8.棘のある花
アンコール
い・ら・ち
2部 山本英美 with
LINN-TETRA
1.COLOR DAYS
2.HAPPINESS
3.YOU〜7,000kmの想い〜
4.もう一度風を受けて
5.夢の雫
6.STEP OUT WHIT YOU(素敵なマテリアル)
7.RAINBOW SEEKERS〜君を想い出にしないさ〜
8.交差点
アンコール
Credit
Dr:松本幸弘
Ba:工藤毅
Gt:鈴木健治
Key:安部潤
■1部 LINN-TETRA
残念ながら皆の祈り空しく今回も(笑)雨だったライブ。
しかし、会場の中は久しぶりのライブとあってか、満席状態の会場は開演前から熱気に包まれていました。
一部は岸倫子さん率いるLINN-TETRAのライブ。今回は久々のバンドスタイルでの編成です。
一曲目は倫子さんのライブではおなじみでありオープニングには欠かせない「太陽の塔」。
この曲は倫子さんのCDでも一曲目を飾っていますが、まさに「オープニング」のイメージに相応しい曲で、「バンドスタイルの倫子さん」を象徴している曲のように思えます。
一般的にはクラシックのイメージが強いバイオリンですが、倫子さんのライブを見るとそんな印象はすっかり吹き飛び、倫子さんの奏でるエレキバイオリンの音を聞きながら自然と体が動いてしまいます。
続いて「いきり」、昔のライブで披露したという「憂いうつろい」
哀愁の漂うメロディラインのなかを倫子さんのバイオリンが「歌い」あげます。
さらに激しいギターやドラムの音と絡み合うと、なおさらパワフルに心に、体に音が直接響いてきます。
バンドスタイルのライブで強く感じますが、倫子さんのバイオリンはまるで歌詞の無い歌声のようです。
インストもののライブなのに「ボーカルがない」と感じさせない、まるで存在感のあるバイオリンの旋律が歌っているような感覚を覚えさせられます。
新曲の「天国へのエスカレーター」は「天国への階段」から思いついたものの、英美さんに先日新曲として、「天国への非常階段」を発表されてしまたのでこちらのタイトルになったそうです。
しかしこの曲が七拍子だったためにサポートの方々を苦しめてしまったというこの曲。
演奏している皆さん真剣な表情で、見ている方にも緊張が伝わって来ました。
イメージとしては三時間もののサスペンスドラマのクライマックスに似合いそうな感じもします。
(この演奏での疲れは後の英美さんのステージまで響いたようです。)
さらに、毎回演奏する人によってアレンジを変えてきた「さそり」を披露。
続いては「未来旅行」。
最近のライブでは、「アコースティック&歌もの」と「バンドスタイル」と分けてライブを行っている倫子さんですが、この曲では前半部分に歌が数小節入っているため、倫子さんの歌とバイオリン両方が堪能できるめずらしい一曲です。
全体を通しては前半部分に旅情を感じさせるボーカルが入って、一転して力強く賑やかなインスト部分に入ります。
ここでメンバー紹介。
4月から放映中のドラマ「動物のお医者さん」の主題歌を、安部潤さんがアレンジ、倫子さんがバイオリンで参加しているという話などを交えいよいよ後半へ。
「アンフィニ」、そしておなじみの「刺のある花」を披露。
刺のある花はアコースティックなゆったりした雰囲気から、高揚感のある盛り上がりへと移り変わって行くクライマックスに欠かせない一曲。
アンコールはこれもまたライブにかかせない「い・ら・ち」
倫子さんらしい力強くも美しい旋律、それと競り合うようなバンドの激しいサウンドが重なりあって、会場を沸かせた状態で一部は終わります。
■第2部 山本英美 with LINN-TETRA
二部はいよいよ英美さんの登場。
祈りも空しく外は雨の中来た客席の皆さんに、「雨男と呼ばれてしまってますが、雪男よりはマシだよね」と英美さん。ジンクスは健在のようですが、それもまた醍醐味?ということで。
「こんな深い時間に始めるのは初めてです」という言葉通り時間は押し気味ということで時計はすでに10時すぎ。そのせいもあってかMCは控えめで、テンポ良くライブは進んで行きます。
メンバーは1部のLINN-TETRAから倫子さん以外のメンバーの演奏をバックに英美さんが歌うという編成。
一部と同じメンバーでバンドスタイルな編成ではありますが、打って変わってまったく違う懐かしくもポップなメロディーが繰り広げられていました。
クロコダイルはアマチュア時代ぶりだという英美さん。
今回の曲目は懐かしめのナンバーの中でも最近の弾き語りライブではめったに聞かない、ツボをついた選曲が多かったです。バンドスタイルだからこそ披露できたのもあるのでしょうけど。
一曲目は「COLOR DAYS」、「HAPPINESS」、どちらも80年代後半にリリースされた名曲。
懐かしさと英美さんの歌声が持つ変わらぬ熱さに心を打たれながら、みな聞き入っています。
続いては、ワーナー移籍後の第一弾アルバム、「I'm FINE」から、これも最近のライブで聞かれなかった「YOU〜7,000kmの想い〜」「もう一度風を受けて」と、力強いアレンジながらも、英美さんらしいしっとりとしたナンバーが続きます。ここでMC、ギターのチューニングをしながら、「デジタルの時代なのに、こういうアナログな作業ってのはなくならないんですね」と英美さん。
そんな話から現在「アルバム制作をするためにやる気を起こさせている」という英美さん。
「出る頃にはインターネット配信なんて時代になっちゃってるかも」なんて冗談っぽく言っていましたが、英美さんがデビューした頃は、レコードとCDが混在して、やがてCDが主流になるなんて予想もできなかった時代もあったわけで、これからどうなるのか分からないのが楽しみなところです。そして今回の中では唯一最近の曲である倫子さんとの共作「夢の雫」を「せっかくこんなに素晴らしいバンドがいるので」と珍しいバンド編成で披露。
続いて、英美さんが時計の針(すでに10時半すぎ!)を見せつつも、立て続けに「STEP OUT WHIT
YOU」、そして、昨年11月のライブのオープニングを彷彿とさせるアレンジの「RAINBOW SEEKERS」と、ライブの盛り上がりには欠かせない定番の曲で湧かせ本編は終了。
最後に英美さんから報告。CD制作のためしばらくライブはお休みのこと。
しばらく英美さんに会えなくなるのは残念だけど、やはりそれ以上に新しいアルバムをひっさげてのツアーを待ち望んでいたようで、誰も異論を上げないどころか喜んでいました。
アンコールは倫子さんも登場し、ライブではおなじみの「Credit」。
客席の皆に「終電は大丈夫?」と聞いたら倫子さんに「(1月に)5時間ライブをやったんだから」と突っ込まれていました(笑)
盛り上がる曲が多かったせいか、時間が経つのはすっかり忘れてしまいましたが、慌てて変える人も見られる中、1、2部とも盛り上がる曲で締めくくられ、熱気に包まれたまま今日のライブは終わりました。
前回のアルバムからはもう3年以上経ってしまいましたが、今回はその間も定期的に精力的に活動を続けてきた英美さん。
どんなCDができあがるのか今から楽しみです。
〜それでは、英美さんコメントを一言お願いします。
エレキはやっぱり難しいね(笑)でした
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